Audiostockの審査は厳しい?1000作品登録して気づいたこと

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この記事では、オリジナル曲のライセンス(使用権)を販売できるサイト、Audiostockに登録→審査を受けた感想を書いています。

Audiostockに登録しておくことで曲のライセンスを無料販売できるほか、YouTubeのContent IDも取得することができ、安全に曲をYouTubeで公開&宣伝することができます。ただし、これらのサービスを利用するためにはAudiostockの審査に合格する必要があります。

そこでこの記事では、Audiostockの審査はどうなのか?個人的に感じたことをこちらで率直に書いています。Audiostockで楽曲を販売したい方の参考になれば幸いです。

はじめに

Audiostockを利用するにあたって、本人確認書類を提出し、クリエイター登録を完了。その後、楽曲をアップして審査を受けることになります。

私の場合、2020年2月よりAudiostockスタート、同年10月より本格的に作品登録をスタート、2026年10月現在、1000作品ほど登録しています。

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1000作品の審査を経験するなかで、申し込みから即座に販売開始された曲もあれば、修正依頼を幾度もクリアして販売開始された曲もあります。

私の記憶では、バリエーション音源やジングルなど含めると、30作品ほど審査落ちしています。以上の経験をもとに、気づいた内容をこちらでシェアします。

Audiostockの審査合格の気づきになれば幸いです。

審査に通るための重要な視点

2020年2月にAudiostockを知り、2020年10月から本格的に作品制作に挑戦してきました。これまでに1,000作品以上の審査に合格しました。

Audiostockを始めた当初から2022年あたりまでは、

「ノイズやアタック音に問題はないか?」

「曲の終わりの残響の長さは自然か?」

ということを確認することによって、審査を通過し、作品の販売へと進むことができました。

ところが、2023年から2024年ごろにかけて作品の問題点が指摘されることはなくなり、「審査結果のご連絡」が届くようになりました。

もちろん、審査基準そのものが変更されたのかどうかは分かりません。ただ、これまでの経験から感じたことがあります。

それは、ジャンルや使用楽器、曲の構成、音質といった要素だけでなく、購入者がどのような場面で使用するのか、商品としてどの程度の需要が見込めるのかという点を意識する、ということです。

こちらにとっては魅力的と思える表現であっても、審査員や購入者目線で不自然に感じられる部分があれば、商品としての評価に影響しているかもしれないと思いました。

そのため、審査を申請するにあたっては、

「(曲の「良し悪し」というより)「商品として」ニーズ、使い道があるか?」

この点を意識することが大切だと感じています。

作品を登録した後、ライセンス販売の審査を申請し問題がなければ、最短で審査を申し込んだ当日に作品がAudiostockで販売が開始されます。

審査のスピードに関しては、2020年当時より違いは感じていません。

使用用途、価値を適切にPRする

作品の品質面のほか、注意したいのはタイトルや説明文、タグの問題?(不一致など)といった、楽曲の「ラベル」面での問題です。

例えばAudiostock公式サイトの審査の注意点にも記載されているとおり、「不適切なタグ付け」は不合格の原因になるので、その点は注意する必要があります。

「この作品を商売として売りますが、そのラベルに間違いはないですか?」という点に注意し、説明文やタグ付けをして審査を依頼することが前提条件です。

ここで不適切な表現やタグがないか、審査の申請前に確認しておきます。というのは、原則的に審査でその楽曲に使用用途があるかどうか(使用用途をユーザーにPRできるかどうか)が重要視されていると感じているからです。

「誤ったタグ付けはユーザーの効率的な楽曲探しを阻害する行為である」と考えれば、理解しやすい話だと思います。

ノイズ混入について

Audiostockの審査においてつまる理由の一つ。それがノイズ混入の指摘です。

「審査結果のご連絡」の場合、その理由をクリエイター側で明確に確認できるわけではないため、販売可能にならなかった理由を自ら想像して次の作品に生かす他ありません。

一方で修正依頼が来た場合、作品を登録できる可能性が残されています。修正点を確認した上で、対応をしっかり行う必要があります。

たとえば作品を審査に出し、「ノイズ混入」「ホワイトノイズ」という指摘を受けて該当部分を確認した場合、問題を確認すれば修正します。

たとえば指摘された部分付近をチェックし、ノイズ判定された可能性がある楽器の音を思い切って削除してみる。全体のリバーブを調整したり、プラグインでEQをいじったり、ミックスダウンを工夫してみる。

もしくは思い切って使用楽器そのものを変更するなどの調整を施すことで、次の審査で合格する可能性があります。

先に述べたとおり、現在ではノイズ混入等の指摘をされることなく、「審査結果のご連絡」を受け取るようになっていると感じています。

審査の難化について

2024年より、ネット上で「Audiostockの審査が厳しくなった」という口コミを見かけるようになりました。

私自身、1000作品登録を達成した感想から、2023年頃から審査が厳しくなったと感じたことは確かです。

その理由は、Audiostockがストックサイトとして既に大量の販売作品を確保し、「質」「ニーズ」を重視し始めたからだと、推測しています。

だからこそ、「一部の人しか刺さらない(個性が強い)」「曲の使用方法が浮かばない」といった作品は審査に通りにくいと感じています。

その一方、ニーズを意識し、楽曲の使用用途が考えられ、それを適切に表記した作品が合格する傾向にあると感じています。

たとえば、私自身、2024年からAudiostockへの新規登録をお休みし、審査申請をしていませんでした。

そして、2025年に1曲、2026年10月現在3曲、2年間で合計4回審査を申請しました。

その結果、2025年は1回「審査結果のご連絡」ののち再調整後に再登録し合格しました。2026年登録の2曲は審査申請の翌日に販売開始、そして1曲が「審査結果のご連絡」となりました。

2025年に登録し不合格になった作品は、やや個性的な響きがする音を使用しており、それらを変更等した結果(曲のテンポや楽器のバランスを調整)、合格となりました。

そして、2026年に登録した2曲は、いずれもシンプルかつ、ベーシックで、クセのない楽曲でした。

以上の経験から、作品の使用用途やニーズの可能性について、審査の対象に含まれていると感じています。

まとめ

ここまでのまとめです。Audiostockの審査に通るために、具体的に何を意識するか、私自身が1000作品を登録するなかで感じたことを、箇条書きでご紹介します。

1.提出する作品は「商品」として売ることを前提に出す。作品がどのように使われるのか、そのイメージや用途を作者自身が説明できるかどうかはとても重要。

2.そのため曲を登録時、説明文やタグを吟味した上で、作品内容にふさわしいものを選ぶ。

3.登録前にノイズチェックなどの「品質管理」にはしっかり時間をかける。問題の指摘を受けた場合、該当箇所を丁寧に確認する。

4.指摘された部分をチェックした上で、音それ自体を変えたり、音を削除するなどして作品に変更点を加えた上で再審査を受ける。

最後に

以上、Audiostockの審査について、1000作品を登録した経験をもとに、感じたことや意識している点をご紹介しました。

自分の作品を、客観視することは難しいことなのかもしれません。ただ感じているのは、「音楽には役割がある」ということです。

出来上がった曲は何のためにあるのか。どのように用いることができるか。そうした視点を持ち、適切に表現し、利用者に伝えられること。

それこそが、これからのAudiostockの審査を通過するための、大切なスキルだと感じています。

ほんの少しでも、参考になれば幸いです。

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